文字実体参照、略して実体、はブラウザの文字コード化で表現できない文字やキーボードから容易に入力できない文字を入力する手段を提供します。実体は大文字小文字を区別し、 &name;の形式を取ります。実体の例としては、コピーライト(著作権)の©やギリシャ文字の大文字alphaのΑがあります。
実体以外に、 数値文字参照を使うこともできます。実体は Unicode charactersのサブセットで制限がありますが、数値文字参照は如何なる文字も特定できます。数値文字参照は十進法と十六進法があり、ブラウザのサポートは十進法の方が強力です。十進法参照は &#number;の形式で、十六進法参照は 大文字小文字の区別のある &#xnumber;の形式です。数値文字参照の例として、 コピーライトのシンボル用の ©か©、ギリシャ大文字ALEF用の اか اがあります。
十六進法文字参照は検証サービスでエラーの原因となることに注意して、と言うのはこれらの参照は、最近の改訂で、検証サービスでまだサポートされていないSGML標準で定義されているからです。
以下の文書は、HTML 4.0での文字実体参照を十進法と十六進法数値文字参照とともに表にしたものです。各参照の表示は、ユーザーがブラウザが従うかをチェックするのに提供しています。